先日フリースクールのアクティビティーで生徒たちとみんなで池袋サンシャインの水族館に行ってきました。
全寮制であり多くの生徒が地方から来ているので、こういった東京ならではの観光スポットに定期的に連れて行っています。
かくいう、私ももう東京に住んで１２年以上経ちますが、実は池袋サンシャインの水族館には行ったことがなかったんですよ。
というわけで引率がてら自分もワクワクしちゃってました。
シドニーのアクアリウムや美ら海水族館なんていう大きい水族館での感動を思い出したいところです

到着するやいなやエントランスに人工滝のある水場を発見！
そこで、童心に瞬間的に火をつけ遊び始める子どもたち、おいおい、まだ入場もしてないのにこのはしゃぎようw

入場するなり個性がたくさん出るなといつも感心されます。
回遊する魚の水槽を必死にスライドして
「この流れを作ってるのは俺だ！」と叫び始めたり

ユラユラゆれるクラゲに
「癒される〜」ってまったりする子もいれば
「うわ！まじきめー！」と逃げ出す子もいたり
それぞれの感性の違いに少し驚いたりします

生まれ育った環境
何をみて
どんなアプローチをもらって
育ったのだろうかと
魚よりか子どもの生態を観察しちゃってますw

一緒に大きな魚を見て
一緒に
感動したり
驚いたり
写真を撮ったり
試行錯誤したり

僕は子ども達とこうしてゆったりと眺めたり回るときは
なるべく
「教える」「導く」っていうことはせず
「一緒になにかをする」ってことを大切にしています

心の発達段階にもよるけど子どもとの信頼関係構築やセルフコントロールスキルを高めるためにも
とても大切なことだと心がけております。

そういうのを普段心がけていると、
いざ指導をしなきゃいけない時に言葉が響きやすいのかなと経験的に思ったりしますけど

なによりも僕は堅苦しいのは好きじゃないだけなんですw

さて、空飛ぶペンギンを眺めようと空中庭園に出ると
小雨が降っていました。
そんな中でも、子どもって楽しもうとするんですよね。
折りたたみ傘の中にみんなで敷き詰まってキャッキャッしてる姿にホッコリ

こうして、子どもは子ども同士で協力し、助け合い、信頼関係を構築していくんだな
大人があれやこれや手を指し示す前に目の前の状況を処理して行くんだなと再確認できました。

そして最後に池袋サンシャインの水族館は想像以上のクオリティーでびっくりでした。
いつか、子ども達が大人になり、親になり、子供ができて連れて来たとき
この日のことを思い出してくれるかな

そのとき、なんて伝えるんだろう
そんな日がいつか来ますように。