キャリアという言葉ハードルを上げ過ぎてませんか?
そんな人に限って自分のキャリアの可能性に気づいていない方ばかりです。
皆様の中でキャリアという言葉の本当の意味を言える人はどれほどいるでしょうか?実はこの言葉はラテン語が由来で「轍」「わだち」が本来の意味です。もっと噛み砕いて言うと「あなたが生きてきた道のり」です。
そう、全てが未来とあなたを掛け渡してくれる過去の轍なのですよ
いやいや、そう言ってもそんなのが仕事とお金に繋がるわけなでしょ〜って意見もあると思いますが、まずはキャリアは2つに分かれることを知ってください。
①広義キャリア=ライフキャリア
②狭義キャリア=ビジネスキャリア
この2つを持ってキャリアと呼ぶのです。
仕事と全く関係ないことだってあなたの尊いキャリアなのですよ。
そうですね、例えるのであれば、大学生の時にナンパが好きだった。
キャリアコンサルタントはこのような体験をカウンセリングで聴いた場合も逃しませんよ。
ナンパのお持ち帰り数などの結果というよりかは、そのナンパで工夫した点、どんな時が楽しかったか?どんなことが得意になったか?など、その人の適性や価値観を把握するための情報として使います。
ナンパですごく達成感を感じた、得たスキルを活かしたいっていうのであればそれはそれでOKなんですよ!世の中そんな甘くないのですが、きっかけはなんでもOKです。硬い常識が可能性を潰すことだって大いにあるわけです。
ナンパスキルをビジネスでどう役立つか変換させてみよう
見知らぬ相手に話しかけ自分を売り込む→その度胸、営業で使えるね!
土地柄と流行りを調べて作戦を練る→すごいマーケティングスキルだ!
チーム戦で行く→巧みなチームプレーだ!
ナンパされて困っている子を助けてナンパする→社会貢献だ!
などなど極端な例ではありますが、まずはどんな経験からでも得たことは必ずあるのでそれらを認識することがキャリア構築の第一歩です。
これをキャリアコンサルタントは「棚卸し作業」と呼びます。
キャリア構築においてとてもとても重要な作業です。
意識の高い本を読むだけ
意識の高い格好をしてみる
意識の高い人たちとつるんでみる
自分の経験を卑下して過去の振り返りを蔑ろにして成功者の真似事だけしていてもキャリアは作れません。あなたの人生=キャリアはあなた自身で彩って行くしかありません。経験の棚卸しって塗り絵だとしたら過去を振り返り、枠を作り、そこに価値観や達成体験という色を塗り足して行くような作業です。
そう、今回のブログで言いたいこと
あなたがあなた自身で自分のキャリアを大切な経験だったと認識し、丁寧に扱ってあげなければ前に進むことはできません。
あなたの涙
あなたの悲しみ
あなたの喜び
あなたなりの達成体験がビジネスキャリアとして生まれ変わって行くのです。
どんな人でもキャリアはある。そうそれはとても随分と近い場所にある。
だから、安心してキャリア構築を気兼ねなく楽しんでくださいね。
あなたの経験はあなたが思っている以上に素晴らしいものなのですから自信を持って!
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